欲界善心まとめ

欲界善心は、欲界で生まれるよい心という意味でした。

欲界とは生命レベルの事で、ちょうど私たち人間の生命レベルだと思っていただければ大丈夫です。

厳密に言えば、五感から入る情報に対して欲をつくる生命体のグループと言ったほうがいいかもしれません。

ここには私たち人間、そして動物、鳥、魚、虫など、私たちが知っている生命はすべて含まれます。

他にももっと存在するのですが、別の機会に説明しますので、ここではこの辺にしておきます。

なぜあえて欲界というグループをつくっているかというと、それよりもっと高いレベルの生命が存在するからです。

詳しくは、次の色界心で説明しますね。

さて、お話を戻しますが、欲界善心は3つありました。
  1. 大善心
  2. 大異熟心
  3. 大唯作心
それぞれ
  • 喜びのあるなしで分ける
  • 智慧のあるなしで分ける
  • 意志の強い・弱いで分ける
といった3パターンの分け方がありましたね。

ですから、それぞれ2×2×2=8種類の心があるわけです。

つまり欲界善心には8+8+8=24の心があります。