色界心まとめ

色界とは、瞑想によって到達できる高レベルの認識世界でした。

そして、この認識世界の生命体の心が色界心といい、3種類ありましたね。
  • 色界善心・・・色界のよい心
  • 色界異熟心・・・色界に生まれ変わるときの心(結生心)
  • 色界唯作心・・・阿羅漢が瞑想して色界に入ったときの心
さらに、これらには
  1. 初禅
  2. 第二禅
  3. 第三禅
  4. 第四禅
  5. 第五禅
という5つのランクがあるため、3×5=15の色界心があります。

余談ですが、日本でよく禅と言いますが、これはもともとパーリ語(古代インド語)のjhana(ジャーナ)が語源になっています。

さて、ここで○○界のお話をふり返りましょう。

○○界には3つあって、
  • 欲界
  • 色界
  • 無色界
でしたね。

私たち人間や虫や動物がいる世界は欲界です。

まあ、あくまでイメージですが、
  • 欲界・・・小学生
  • 色界・・・大学生
  • 無色界・・・博士
くらいの差があると、私は個人的に思います。小学生から見て、大学生の世界はまるで見等がつきませんよね!?

大学生から見ても、NASAで働いている博士の世界はまるで理解できないわけです。さらに、それぞれにまたランクがあります。

小学1年生と小学6年生ではまた全然違うわけです。

まあ、この例で行くと、一般的な人間の精神レベルは小学3年生くらいでしょうか?虫とか動物が小学1年生だったとして。

さて、色界の上にはさらに、物質が全くない心だけの世界、無色界があります。