仏教心理学
仏教の要約書アビダンマッタサンガハを元にした、仏教総論
色界結生心の所縁
色界禅を得る場合、地遍などの施設を所縁とします。
そして、その後臨終時には、そのときの施設(業相)が所縁として現れます。さらに、次生の色界の結生心も、臨終路と同じ施設(業相)を所縁として生じます。
ここで「業相=施設」ではありません。業相は色、声、香、味、触、法のすべての所縁になりえますが、色界結生の場合は業相は施設所縁として現れるという意味です。
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