そして、この認識世界の生命体の心が色界心といい、3種類ありましたね。
- 色界善心・・・色界のよい心
- 色界異熟心・・・色界に生まれ変わるときの心(結生心)
- 色界唯作心・・・阿羅漢が瞑想して色界に入ったときの心
- 初禅
- 第二禅
- 第三禅
- 第四禅
- 第五禅
余談ですが、日本でよく禅と言いますが、これはもともとパーリ語(古代インド語)のjhana(ジャーナ)が語源になっています。
さて、ここで○○界のお話をふり返りましょう。
○○界には3つあって、
- 欲界
- 色界
- 無色界
私たち人間や虫や動物がいる世界は欲界です。
まあ、あくまでイメージですが、
- 欲界・・・小学生
- 色界・・・大学生
- 無色界・・・博士
大学生から見ても、NASAで働いている博士の世界はまるで理解できないわけです。さらに、それぞれにまたランクがあります。
小学1年生と小学6年生ではまた全然違うわけです。
まあ、この例で行くと、一般的な人間の精神レベルは小学3年生くらいでしょうか?虫とか動物が小学1年生だったとして。
さて、色界の上にはさらに、物質が全くない心だけの世界、無色界があります。