十二処

処とは心が生じる処(ところ)という意味です。

心は、眼などの感覚器に、対象(所縁)が触れることで生まれます。このときに眼門などを六内処、六内処に触れる対象(所縁)を六外処という形で分類し、合わせて十二処と呼びます。

六内処(六門)

  • 眼処(眼門=眼色
  • 処(耳門=耳色)
  • 処(鼻門=鼻色)
  • 処(舌門=舌色)
  • 処(身門=身色)

六外処

  • 色処(色色)
  • 声処(声色)
  • 香処(香色)
  • 味処(味色)
  • 触処(地、火、風)
  • 法処(細色16、心所52、涅槃)