仏教心理学
仏教の要約書アビダンマッタサンガハを元にした、仏教総論
取境色、不取境色
境色を所縁としてとる色を取境色と呼びます。
まずおさらいですが、境色とは
色1
声1
香1
味1
触(地、火、風)3
の7つでした。
これら7つを所縁としてとるものと言えば、眼・耳などの感覚器のことですね。
言い換えると浄色5ともとらえらます。
その中、
色所縁、声所縁は眼、耳に直接触れずに所縁となるので、不到達色と言います。
また、香所縁、味所縁、触所縁は鼻、舌、身に直接触れなければ所縁とならないので到達色と言います。
つまり、取境色とは境色を所縁に取る、浄色5のことです。
そして、不取境色とは、取境色以外の色23を指します。
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