仏教心理学
仏教の要約書アビダンマッタサンガハを元にした、仏教総論
無色界地
色界地のさらに上位に位置する世界です。
色蘊(物質)がなく、名蘊(心)だけが変化消滅しています。物質がないという事は目や耳などの感覚器官もなく、他の生命とのコンタクトが全く取れません。
そのため、少なくとも預流果に悟っていれば、そのまま自力で瞑想して悟りを進めていけます。
しかし、全く悟らずに無色界地に生まれた場合、悟りの瞑想の方法を学ぶ手段がないため非常に長い時間悟れない時間を過ごすことになります。
無色界地には次の4段階あります。
空無辺処地
識無辺処地
無所有処地
非想非非想処地
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